お水を味方につければ簡単にスリムボディ

むくみ解消の鍵はお水にあった

By: お水 de ダイエット

一日中立ちっぱなしだったり、座りっぱなしのデスクワークだったりすると夕方や夜になると、足がパンパンにむくんでしまったことはないでしょうか。
むくみは余分な水分が溜まってしまうことが原因なので、水分を取らなければ問題ないと思いがちですが、実は水分不足でもむくみの原因になります。今回は水分とむくみの関係について説明します。

むくみの原因

主に足にでる「むくみ」には様々な原因が考えられます。

長時間の起立によるむくみ

むくみの原因のなかで最もイメージしやすいもので、長時間立っていると重力の影響で血液が足に溜まりやすくなり、むくみの原因になります。悪化すると内出血を起こし、赤い斑点ができることもあります。

水分や塩分の摂り過ぎによるむくみ

水分や塩分を摂り過ぎてしまうと、身体が水分調整をするのに時間がかかってしまうので、むくんでしまう場合があります。塩分を多く摂ると毛細血管が開き、水分がしみだすので、身体の水分量が増えてむくみが生じます。
また、水分を摂り過ぎてもむくみが生じますが、こちらは腎臓が調節する間の2~3日だけであるとされています。

冷え性や血行不良

足の筋肉は収縮することで、血液を循環させる機能があります。しかし、運動不足によって、足の筋肉のこの機能が低下してしまうと、足に水分が溜まってしまい、むくみができてしまいます。また、足先の毛細血管まで血液が潤滑に流れなくなることで、冷え性や血行不良を伴うむくみが起こります。他にも肝臓や腎臓などが原因になってむくみができてしまう場合があります。

水不足でもむくみができる

むくみの原因のひとつに水分の摂り過ぎがありましたが、むくみを防ぐためにあまり水を飲まないようにしていると、かえってむくみができてしまうことがあります。実は体内で水分が不足していると、不足している水分を補うために細胞内の水分を外に放出します。このときの放出された水分がむくみの原因になります。そのため、自分では喉が乾いていないと感じていても体内では水分が不足していて、気づくと足などがむくんでしまっている場合があります。

むくみは身体の異変のサイン

特に立ちっぱなしだった訳でもなく、思い当たる原因がないにも関わらずむくみが長引いている場合は、内蔵などの機能が低下しているか別の病気が原因でむくみができている可能性があります。

腎臓が原因の場合

腎臓の機能が低下すると、顔や手足に症状にむくみがでてしまうことがあります。腎臓がうまく機能しないと余分な塩分や水分を排出できず、体内に溜まってしまうことでバランスがとれなくなってしまうと、顔や手足にむくみができることがあります。このときのむくみは病気の重要なサインである場合があり、「糖尿病性腎症」をはじめとするいくつかの病気に罹患している可能性があります。

肝臓が原因の場合

肝臓の機能が低下していると血液内に水分を留める働きをする、アルブミンというタンパク質を合成する機能が低下し、血液中の水分濃度も低下します血液中の水分濃度が低下すると、血液を流す門脈の血圧が上がります。血圧が上昇すると、水分排出が阻害され、水分やナトリウムが体内に溜まった結果、むくみとなります。肝臓が原因のむくみの場合は「肝硬変」につながる可能性があります。このほかにも心臓や甲状腺が原因のむくみがあり、いずれも病気に罹患している可能性があるので、症状が長引くなら診察をうけましょう。

むくみの解消の鍵は水

むくみを予防するには水分の摂り方と量が重要です。まず、適度に水を摂るようにします。その際、喉が渇いていなくても水を飲むようにして、一度に大量に摂取するのではなく、こまめに飲むようにして体内が水不足にならない状態にすることが望ましいです。一日1.5リットル~2.0リットルを摂るのを目安に、体内の老廃物を出すとともに、水分バランスを調整して根本からむくみをとっていきましょう。他にも適度に運動をしたり、野菜を摂るようにして食生活を見直したりと予防策や改善策はたくさんあります。立ちっぱなしの仕事の人でもむくみにならないように工夫することが重要です。

おわりに

むくみの危険性と予防法について紹介しました。見た目や痛みがある以上に危険なこともあるので、しっかりと予防をしましょう。

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