人が生きていく上で食べることはもちろんですが、水分補給を行うことは必要不可欠です。
しかしダイエットをしていると、水分補給でさえ気を使うことはありませんか?低カロリーで太りにくい飲み物といったら水が思い浮かびますが、お水にもダイエットに向いている水と向いていない水があるのです。
そもそも硬水と軟水って何?
水は主にカルシウムイオンとマグネシウムイオンが含まれており、水1L中に含まれているカルシウムとマグネシウムの量を、数値で表したものを硬度といいます。WHO(世界保健機関)の基準では硬度120mg / L未満が軟水、120ml / L以上が硬水と定められています。つまり硬度が高いほどミネラル成分が多く含まれているということを意味しています。豊富な水を含んだ土地は日本だけでなくヨーロッパにも広がっていますが、それぞれの地層に違いがあることや、地層内を水が巡る距離など差があります。水は地中に染みこんだ雪や雨水が地層中で汚れやゴミを濾過し、地層中にミネラルを吸い取って湧きだしていますが、日本の場合その距離が短く、ヨーロッパは長いため、硬度の違う水となるのです。この違いによって日本では軟水、ヨーロッパでは硬水が多く採水されています。
ダイエットには硬水が効果的!
ダイエットには硬水が効果的だと言われています。その理由としてミネラル成分が多く含まれているということが挙げられますすが、3つのダイエット効果が期待できます。
1.基礎代謝量を上げる
基礎代謝とは、運動もしていない安静な状態で自然と消費されるエネルギー量のことをいいます。つまり基礎代謝量が多いほど痩せやすいということです。ミネラル成分には脂肪を燃焼する作用があり、基礎代謝量を上げる働きがあります。そのため、ミネラル成分を多く摂り入れることで基礎代謝量が上がり、自然と脂肪を燃焼しやすい体へと変化していきます。
2.脂肪の吸収を抑制
カルシウムは、脂肪の吸収を抑制する作用があるということが解明しています。脂肪は象徴から吸収されるのですが、その時体内のカルシウムと脂肪が結合します。そしてカルシウムと結合した脂肪は、小腸から吸収されなくなるのです。つまりカルシウムを多く摂取することで、脂肪の吸収を抑制することができるのです。
3.便秘解消
胃腸を刺激し、便を軟らかくする作用のあるマグネシウムが豊富に含まれているため、便秘の解消が期待できます。また便通が良くなるということは、体から老廃物が排出されるということです。老廃物が排出されることで、むくみなどの解消にも繋がります。
日本人には少し馴染みがないので気をつけて飲もう
日本の水のほとんどが軟水のため、硬水を飲むことで下痢になってしまったり、腹痛を起こしてしまったりすることもあります。そのためダイエットに効果的だからといって、いきなり硬水を飲むことは辞めましょう。1日1口など、少しずつ硬水を飲み始め、体が慣れてきたら1日ペットボトル1本分の硬水を飲むなど、徐々に飲み増やしていくようにしましょう。
おわりに
低カロリーで太りにくい水は、ダイエットの味方とも言えるでしょう。一言で水と言っても、ダイエットに効果的な水が硬水です。また便秘解消といった、体から老廃物を除去する効果もあるため、美肌効果もあると言われています。ダイエットだけでなく、美肌効果も期待できるなんて嬉しいお水ですよね。しかし硬水に慣れていない日本人は、飲むこと下痢や腹痛を起こす原因となり得るため、徐々に体に慣れていくように飲むようにしましょう。
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健康のために水を飲むことはよく知られていますが、ダイエットにも有効であることをご存知でしたか?このサイトでは水にまつわるダイエットから健康について様々な記事を掲載しています。
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