バナジウムが含まれているお水ってご存じですか?
なんとなく身体にいいものと思っている方も多いかもしれませんが、バナジウムとは水に含まれるミネラルの一種。カルシウムやマグネシウムと同列の成分ですが、それらと比べれば知名度は一段下がるのではないでしょうか。
しかしバナジウムにはダイエット効果もあると言われており、身体に魅力的な成分のひとつであると言われるようになりました。
インスリンと似た働きがある!でもインスリンってそもそも何?
食べ物から摂取した糖質はエネルギーとなりますが、糖質のうち消化管で消化された大部分がブドウ糖として血液に吸収されます。しかしブドウ糖はこのままでは何もできません。そこで登場するのがインスリンです。インスリンはブドウ糖を吸収させたり、グリコーゲンや脂肪として貯蔵したりする役割があるのです。つまりインスリンは血糖値の低下に効果があると言われています。
バナジウムが血糖値を下げるって本当なの?
2005年、中村学院大学の研究グループが行った実験では、健康な若い女性20人に対し、動物性脂肪の多い食べ物を8日間食べてもらい、そのうち10人には普通の水を飲んでもらい、残りの10人にはバナジウムが含まれている水を飲んでもらいました。この実験結果では、バナジウムが含まれている水を飲んだグループは、血糖値の上昇を4分の3にまで抑制することができました。そして2006年東京医科大学渡辺奏雄博士が、血糖値が140mg / dl以上の糖尿病患者男女に、60日間食前にバナジウムが含まれた水を180ml飲んでもらうという実験を行いました。半数以上の人の血糖値が正常に戻ったという結果になりました。バナジウムの効果は未だ解明されていないこともありますが、これらの実験結果から、血糖値を下げる効果に対して明らかとなっています。
気をつけたい!バナジウムの毒性
バナジウムはインスリンと似た働きがあるため、糖尿病の改善効果が期待されていますが、まだ解明されていないことがたくさんあります。そのため、バナジウムには毒性があると指摘されていることも事実ですが、常識内での摂取では人体に影響が出ることはないと言われています。
バナジウムがダイエットにいい理由は?
インスリンと似た働きがあることで、バナジウムには3つの効果があると言われています。
1.デトックス効果
デトックスとは体の有害物質を体外に排出することをいいます。血糖値が下がることで血液はサラサラになり、血流がよくなります。血流がよくなると腎臓に入る血液量も増えるため、体内の老廃物や毒素が尿として排出されます。そのためバナジウムにはこのデトックス効果があると言われています。
2.脂肪の蓄積を抑制
運動によってエネルギーを消化し血糖値が下がった場合、そのエネルギーを補うために脂肪が燃焼されますが、食事などで血糖値が上がり、インスリンが分泌され血液中の糖質をエネルギーに変えて、あまった糖質は脂肪として貯蔵されてしまうのです。インスリンは蓄えられた脂肪よりも血液中の糖質を優先してエネルギーに変換してしまうため、血糖値が高い状態が続くことで、どんどん脂肪が貯蔵されてしまいます。
しかしバナジウムは血糖値を低い数値で安定させる役割があるため、インスリンの分泌量を抑制することが出来るのです。
3.美容効果
血糖値が下がり、血流を良くし尿と一緒に老廃物を除去することでむくみの解消が期待できます。さらにむくみだけでなく、老廃物が除去することで美肌効果も期待できるのです。
おわりに
バナジウムにはインスリンと似た働きがあり、その働きによってダイエットや美容の効果が期待できるのです。またバナジウムは糖尿病の改善効果も期待されている成分です。そのため飲むことで糖尿病の予防に繋がるかもしれません。甘いモノを食べ過ぎてしまっている方、ダイエットしたいと思っている方は、バナジウムが含まれた水を飲むことをおすすめします。
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健康のために水を飲むことはよく知られていますが、ダイエットにも有効であることをご存知でしたか?このサイトでは水にまつわるダイエットから健康について様々な記事を掲載しています。
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